1/24(日)小原おもちゃ病院に参加して来ました。
先週の雪がしっかり残っています。
到着時の外気温は-2℃ !
当日受付は1件。
体育委員の方のおもちゃっぽい餅つき機です。
K院長の確認で異常所見見られず、
現地でオーナーにも動作確認で餅を搗いてもらい、
きちんと搗きあがりました。おすそわけもゲット。
私は、モリコロの他院受付け品で修理困難な物の修理をしていました。
1つはライダーベルト。
リングを近接させると反応する機能が働いていません。
開けて確認。
なんと13.56MHzのRF-IDの技術が使われています。
【誘導式読み書き通信設備】 といい、私の本職の一部でも有ります。
EDYやSUICA,MANACA、ななこ、WAONなどの非接触カードと同じです。
技術的には枯れているものの、おもちゃに使われているとは驚きです。
技適の認証はどうしてるんだろう?
ポケットオシロで水晶発振子の発振波形を当たると、
DCバイアスはOKなのに発振して いません。
13.56MHzの水晶は手持ちの部品が無かったので、
動作確認に10.245MHzを取り付け、正常に発振する事を確認しました。
もう1つのレジのおもちゃも、なんと同じくRF-IDでカードを読み取る物。
こちらは水晶はOKで、読み取り機の7芯ケーブルの1本の断線が原因。
これも、そんなケーブルの補修部品は持ち合わせが無く、
どうせ部品待ちならと、13.56MHzの水晶発振子を取り外し、
ライダーベルトに移植しました。これでベルトは治療完了です。
動作チェックでOK。
スピーカーの音質が劣悪で、何を言ってるのかは不明ですが、
リングを近づけるとちゃんと反応してセリフが変わります。
レジは預かりでお持ち帰り。
外した水晶発振子を発注しないといけないんですが、
秋月では扱いが無く、他を探し中。
おもちゃにも色んな技術が入って来ていますね。
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