セミデラコン童夢は、その後IC周辺部品で劣化・故障しそうな
電解コン、トランジスタ、ダイオードを1点ずつ外してチェック。
それでも原因を特定出来ず、これ以上の解析を断念しました。
残念ですが時間も限られているし、時間かけりゃいいってもんでも無いし。
気を取り直して、次のPS2に着手です。
さっそく分解に取り掛かります。
おもちゃと違ってサービス性まできちんと考慮して設計してあるので、
スムーズに基板にアクセス可能です。
燦然と輝くEEとGS。美しい基板です。
って感傷に浸っている場合でも無く、目視チェック開始。
アナログRGB出力端子の半田にクラックが有りました。
でも保持端子なので信号には無関係です。
ただ、この箇所に強い外力がかかった事は間違いないので、
信号端子も半田づけを修整しました。
基板開き状態での通電は専用の治具が必要なので、
オシロで信号を追いかけるのは無理。
個人レベルで出来るのはこの辺までです。
再組立て 火入れ やはり画像は出ません。
これまた残念ですが、修理は断念。
悔しい結果が続きますね。
次がんばりましょう。
地道なボランティア活動はまだまだ続きます。
童夢はSN76604Nの故障では無かったんですか?
返信削除大泉さん、こんにちは。
返信削除いつもコメントありがとうございます。
このICは確かに壊れています。
ステアリング系も同じICなので入れ替えたら、
スロットル系は出力信号が出るようになりモーターも回り、
逆にステアリング系は動かなくなりました。
しかし、スロットルのトリム位置が不安定という症状が残り、
調整してもOKポイントが無いという状況です。
それでIC出力からHブリッジまでの部品を1点ずつ確認したのですが、
原因特定に至らなかったという訳です。
もっと時間をかければ治せる気はするので、
オーナーに御願いして更に長期間借用しようかとも思いましたが、
こればかりに関わっている訳にもいかず、今回は断念した次第です。
あっさり「断念」なんて言わないで下さい。是非延長戦をやって下さい。
削除マルツにSN76604Nの見積りを依頼したら、「見積ご依頼いただきました商品につきまして、海外を含め調査致しましたが、在庫を見つけることが出来ませんでした。」とのこと。しかし、サーボIC以外にも不具合個所がありそうだと言うことですよね。
1つ前の記事の基板画像を見ているのですが、右上のTIのICはモータードライバーなんでしょうか。それと水色のケミコンの陰に居るNECのICは標準ロジック?
僕が童夢を見たのは40年近く前でした。スロットルを操作するとPWMのうなり音がしていた記憶があります。PWMでモーターの速度制御をしているだけで、実際の回転速度のフィードバックは無いと思います。
プロポ信号である1.0ms~2.0msのパルスをPWMに変換することは、12F1822(@100円)で可能です。モータードライバが基板上にあるのなら、PIC1個で換装できると思います。まぁ、電源電圧とか周辺回路とのインタフェースを確認しないといけないですが。
ま、とにかく今週末の開院時に取りに見えるオーナーに相談します。
返信削除延長戦にするか再戦にするかはお返事次第。
OKならICを発注します。Aliexpressで¥900円/5個で入手可能です。
1個でも送料込みで¥500円ぐらいになってしまうので5個にします。
基板写真の右上のチップは同じSN76604Nで、こっちはステアリング系です。
左上部はウィンカの点滅とステアリング同期の制御回路です。
NECのICが標準ロジックだっかたどうかは?です。
2個の半固定抵抗がウィンカのON点の調整です。
ステアリング直進のトリムは機械式で、シャーシ底面から回すマイナスネジです。
問いが間違っていました。
削除画像左上のTIのICがウィンカ点滅ですか。
SN76604Nではドライブ用モーターを直接制御することはできないですから、スロットル制御のアンプがあるはずです。画像左下にパワーTrが抜けた後があるようですが、それがドライブモーター用のHブリッジですね。と言うことはHブリッジの入力信号をPICで作ればよいですね。
PWM制御するにしても高速性は不要なので、PWMモジュールが内蔵されていない12F509でソフトPWMでやれば@50円で済みそうです。
SN76604NをPICで代替させるためのファームウェアを開発しました。
返信削除詳細は僕のブログにアップしました。
http://tutujith.blog.fc2.com/blog-entry-143.html
ご参考になれば幸いです。
ありがとうございます。
削除仕事早いですね。
その熱意・行動力を是非見習わないといけないなと肝に命じました。
童夢のオーナーの了解が取れましたので、
じっくり取り組む事が可能になりました。
【 あわてずあせらずあきらめず 】 ← これ私の座右の銘です
解析を進めたいと思います。