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道楽部屋

2016年2月23日火曜日

電界強度計の続き

1SS16の代替ダイオード調査は続いているが、
色々テストしてもまだ使える奴は見つかっていない。

去年の今頃、RAPIROというロボットをいじくっていて、
ミスって制御基板(arduino互換)の電源回路の逆流防止の
2個入りチップダイオード(ショットキー)を飛ばした時、
とりあえず1SS16 を2個付けてその場をしのいで、
その後正規の部品を購入したんだけど、面倒くさくて替えていなかった。
今回の事情でようやく交換し、虎の子の1SS16が2個戻った。

それに気を良くして、倍電圧検波でダメなら4倍・6倍を検討するかと、
ブレッドボード上のレイアウトを変更してみた。
ダイオードの足を短くカットし、 何の気なしにアンプを通さずメーターに繋いだら、
倍電圧検波でも2.4GHZでメーターが振れた。

「えっ」と思ったが、「おーっ、分布定数のせいか」と納得した。
手抜きでダイオードの足を切らずにやっていたのがダメだったようだ。
長さが2cmちょい有るから2.4GHzの波長に対して無視出来ないのだ。
ただの足が立派なコイルとして働いていたのだろう。
GNDとの間には浮遊容量が有り、それとの合成でLPF(ローパスフィルター)
が形成されてダイオードに到達する前で2.4GHzの信号が消滅していたのか。
RFエンジニアとして恥ずかしいミスをやらかしていた。

まあそんな訳で、真面目に組んでみたら無電源でいけるやつが出来た。
ただ、確認しているのが双葉の4PKに2.4GHzモジュールを装着した、
ちゃんとした送信機なので送信出力もそれなりに高いのだろう。
2.4GHzのトイラジを持ってないので、おもちゃでも振れるかどうかは未確認。
その為にわざわざ買う気にもなれないし、今週末の開院日に確認しよう。
で、駄目ならアンプは必要という事。

もう1つ、電波形式の事でも気になっていて、
アンプ付けても駄目なケースも有るかも知れないんだけど、
専門的すぎるのでここでは割愛。


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