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道楽部屋

2017年8月4日金曜日

ラジコン送信機チェッカー

トイラジも2.4GHz帯を使う物が増えています。
ラジコンの修理では、原因が送信機か本体かの切り分けが重要です。

2年ほど前に検討して、うまくいかず放置していた送信機の電波チェッカーですが、
名張市つつじが丘おもちゃ病院の大泉氏のブログを参考に、
おもちゃ病院受付で使えそうな物が出来ました。
有益な情報提供に感謝します。



上段の3台がLT5534を使った今回の物
左は初号機、
中は100均スピーカーに取り付け
右がHT82V739の実用バージョン

下段の3台は2年前の簡易電界強度計


7/30の三好アイモールおもちゃ病院に初号機を持参し、
モリコロの各氏にデモしようと思ったのですが、
日曜のショッピングモールの雑踏の騒音の中では音がほとんど聞こえず、
デモは見送り。

Tr1段増幅では100均スピーカーでもさして大きな音では鳴らず、
アンプICのHT82V739でようやく目途がついたところです。
フロアーノイズが耳に付くのでアンテナ線を外して丁度いいレベルです。
静かな環境ならば、Tr1段増幅でも充分使えると思います。

ラジコンが全く動かないというケースで、送信機から電波が出ていて
レバー操作に応じて何らかの変化が有る事を確認した上で取り掛かるのと、
送信機は大丈夫だろうと決めつけて取り掛かるのとでは、
解析の集中力に差が出ます。

タブレット+SDRアプリ+USBドングルのワンセグ受信機 で、
1.5GHz辺りまでは観測出来るのですが、2.4GHzは無理。
おもちゃ病院のドクター諸氏は、タブレットどころかスマホの人も殆ど居ません。
そんなおもちゃ病院用にと、簡易電界強度計を検討していたのは2年ほど前。
ショットキーDの倍電圧検波 + オペアンプ 
でも2.4GHzはうまく行きませんでした。
ホビー用の送信機なら検出できるのですが、トイラジは出力が弱いのでNGでした。

今回の、リニアテクノロジーのパワーディテクタ LT5534 で一気に解決です。
下は勿論27MHzから使えます。
岡崎用とモリコロ用と小原用に作製予定。



2 件のコメント:

  1. つつじが丘おもちゃ病院 大泉です。
    昨日、AD8314が届いて早速評価しましたところ結果はすこぶるFBでした。今晩ブログアップ予定です。
    データシートの比較で、感度も出力電圧もLT5534の半分くらいと判っていましたが、当たり前だけど全くそのとおりでしたね。
    雑多な電波で常時ー40dBmくらいを拾うのでそれ以上の感度は要らないし、1Vの出力が出れば十分だし、今後の頒布はAD8314に切り替えます。
    今Aliでセールやってるショップが有って、送料込みで10個$4.47、100個では$37.83です。僕はRFチェッカーの頒布用に100個注文しました。Aliへ急げ!

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  2. 大泉さん、こんにちは。
    コメントありがとうございます。
    AD8314安くていいですね。
    下が100MHzという点が気になりますが、27MHz送信機での反応はどうですか?
    でも100個って・・・、基板に組むのに結構時間くいますよね。
    頒布ファイト!

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