淡々と定期開院に参加して来ました。
前回と同様に館内は閑散として、依頼もやや少な目です。
開院中に診たのはアンパンマンのハンドル&フライパン。
動きが不安定との御指摘。
高湿雰囲気のせいと思われる腐食が少々見られます。
電源スイッチの接触が悪く、接点スプレーで根性を注入します。
電池も、マンガン電池で1.2Vしか出ていません。
音を出すのって割と電流くうので、アルカリ電池を使われたし。
次は人形。
起き上がるやつですが、起動せず。
足に電池が入っているのですが、開けると電極に液漏れの腐食跡が。
掃除しても起動しません。
時間切れでお持ち帰りに。
人形修理中にヘルプを求められた案件。
バスのおもちゃで、RF-IDのリーダー回路が入っているやつ。
同種のおもちゃは先日モリコロおもちゃ病院で診たばかりだし、
13.56MHzの水晶も入手済なので余裕で診始めます。
電源スイッチが基板パターンを使ったスライドスイッチなんですが、
バネ圧が強すぎてパターンが削れて無くなっています。
ビニル電線の細い芯線を使って修復を試みるもスイッチに引っかかってNG。
線材追加して6Pスライドスイッチで換装するしか無いですね。
パターン配置で実現している、スイッチ真ん中で音量小の動作が、
6Pスイッチでは実現できないのが残念です。
オーナーには穴あけ加工と部品代発生を承認済み。
閉院後ちょい居残りで試験的に確認して、動作OK。
これもお持ち帰りに。
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